災害備蓄品の紹介・実演会の報告 ①携帯トイレ

2017/10/17

10月16日、家庭防災員会主催の災害備蓄品の紹介・実演会が行われました。

今回紹介されたのは
●ぽけっトイレ(非常用携帯トイレ)
●災害救助用炊飯袋
の2点です。


ぽけっトイレ(非常用携帯トイレ)
みなさん、トイレが使えなくなったら、どうしますか?
災害時は通常のトイレの使用ができない可能性が高く、仮設トイレも大変込み合うことが予想されます。
また、外出先で災害に遭遇する場合も考えられます。
今回紹介された『ぽけっトイレ』は世界最小クラスの非常用携帯トイです。

7㎝X8㎝ 重さ19g
アメリカ製直鎖状低密度ポリエチレン丸底袋水溶紙凝固剤・手洗い用除菌水付き
排尿に最低2回使用可能

コンパクトで軽いので、家庭での備蓄用のほか、外出時に常に携帯するのはもちろん、
アウトドア・交通渋滞・介護現場などでも役に立ちそうです。


写真は袋を広げて凝固剤を入れたところです。
丸底袋は薄くて柔らかいのに、自立するので、何もないところでも使用できます。
この状態で排尿しても大丈夫だそうです。
便座に被せる場合も、袋が柔らかいので、袋の上に座っても違和感がなく、便座の共有による伝染病の防止ができます。


大人約2回の排尿分の水分を凝固剤が吸収したところ。
凝固剤はすぐにゼリー状になり、通常、尿の場合はにおいもほとんど気にならない程度に消臭されるとのことです。
また、このポリエチレン袋は薄くて柔らかいのに、破れにくく、万一破れても穴が広がらず、中の凝固剤が漏れ出しにくくなっています。
(えんぴつ位の棒で刺しても、穴から凝固剤は漏れ出しませんでした)


『ぽけっトイレ』の非常用トイレ以外の使い道


この製品は購入可能です。
詳しくは、各町会の家庭防災員にお尋ねください。