5町会合同防災訓練が行われました

2022/10/24

2022年10月23日(日)大曽根第二公園(ちの池公園)にて5町会(あけぼの会・親和会・本町町会・東会・ドレッセ大倉山会)合同防災訓練が行われました
毎年行われていた訓練ですが、新型コロナウイルス感染症対策で2019年12月以来3年ぶりの開催となりました。約60名の住民の方々が参加し、港北消防署綱島主張所 伊藤所長、港北消防団第四分団 吉田部長他7名の消防団員の方々が指導してくださいました。



(港北消防綱島出張所 伊藤所長、5町会町会長)

今回の訓練内容 ①初期消火訓練(消火器・スタンドパイプの取り扱い)②救命法(胸部圧迫・AED)③防災用品や災害時の「パッククッキング」紹介パネルの展示

会場となった大曽根第二公園には、あけぼの会、本町町会の防災倉庫が設置されています。

時計が倉庫につけられています。遊んでいる子ども達が帰る時間を確認できますね。
参加者の中に真新しい白い防災ヘルメットを着用している方見られましたが、「あけぼの会」にて2021年度希望世帯に配布されたそうです。

【訓練の様子】
①初期消火訓練
消火器の取り扱い訓練


消火器の操作は『キ』『ホ』『ン』。「火事だー!」と周囲に火事を伝えた後、
「キ」黄色のピンを抜く
「ホ」ホースを火元に向ける
「ン」ん~と力強くレバーを握る
3~5m離れた所から炎ではなく燃えている物体に消火器の粉をかける
粉は15秒~20秒しか出ないので使い切る




スタンドパイプ取り扱い訓練

大曽根第二公園の近くでは、ファミリーマート大曽根店前に「スタンドパイプセット」が設置されています。このスタンドパイプは住民が自ら初期消火に使用するための器具です。
火事の火は天井くらいまで達すると、消火器での消火は不可能となります。そんな場合スタンドパイプを使用します。
また、大震災などの場合、多数の火事が発生し消防車がすぐには来ないことも考えられます。住民自ら火災を最小限に食い止めることが大切です。
説明を受けた後、公園内の防水槽から水をくみ上げて、放水訓練を行いました。

男性、女性、お子さんも放水体験をしました。







ホースを持つときの姿勢(放水の勢いで前に行ってしまうので、後ろに体重をかけ、足を開いてしっかり立つ)


ホースの伸ばし方、撤収についても学びました。

ホースは次にスムースに使用するためにきれいに洗って、乾燥し、二重巻にして保管します。
今回使用したホースは訓練後、消防団員の方々が第四分団第4班消防器具置場(大曽根八幡神社前)に持ち帰り、洗って下さっていました。(ありがとうございます)

③救命法・AED取り扱い訓練



胸部圧迫、人工呼吸法、AED取り扱い、さらに、のどに物を詰まらせた場合の対処法も学びました。
最後に伊藤所長より「訓練を活かして、勇気をもって1分1秒でも早く、なるべく落ち着いて行動してください」とのお話がありました。

会場では防災グッズや災害時の「パッククッキング」についてのパネル展示や、消火器の購入・詰め替え・廃棄等に応じる業者も来ていました。





港北消防団第4分団第4班に配置されている消防車


側面にはスタンドパイプ等の器具やホースが装備されています



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南台町内会の防災訓練の様子もご覧ください