危険外来植物「ナガミヒナゲシ」について

2018/04/08

温かくなって花がきれいに咲いています。
きれいな花だけど、駆除した方がいい外来植物もあります。

ナガミヒナゲシ』は、そのひとつで、原産地はヨーロッパ。最近すごい勢いで広まっている帰化植物です。

花はだいだい色。実(み)が細長いからこの名前がつきました。
開花時期は4月~5月。
ケシ科の植物です。
日本全国に分布し、大曽根でも見られる植物です。





農業環境技術研究所によると・・・
ナガミヒナゲシはアレロパシー活性が強く、雑草化リスクが大きいので、広がらないようにする必要があります。

アレロパシーとは

ある植物が作る化学物質が、他の植物・微生物・昆虫・動物などに、直接または間接的になんらかの作用を及ぼす現象。


また、一つの実に平均1600粒の種子が内蔵されおり、一個体から100個の実をつけることもあるので、最大で一個体から15万粒の種子が生産される、とても繁殖力が強い植物です。

一見、かわいい花でも駆除した方がいい植物があるんですね~。