相鉄・東急直通線、新横浜トンネル工事現場見学会の報告

2019/09/24

2019年9月14日(土)六地区会主催の『相鉄・東急直通、新横浜トンネル工事見学会』が行われました。
9月初めまでの工事の進捗状況については9月4日付の記事に掲載していますが、トンネル工事は8月より大曽根地区にに入り、現在東急東横線の直下を堀進中です。

見学会当日は、残土処理場が台風15号の被害を受けたため、トンネル堀進工事は休工中でしたが、以下の見学をしました。
①新横浜トンネル インフォメーションセンター(綱島東1-8)にて工事概要の説明
②新綱島駅(仮称)の構内現況見学
③新綱島駅(仮称)から新横浜駅(仮称)へのトンネル工事状況見学

④泥水処理設備見学


大綱橋綱島側の鶴見川河川敷の道より見える白い大きな防音ハウス
防音ハウスは3棟あり、工事の騒音を軽減しているそうです。

①工事施設内にあるインフォメーションセンターで事業概要と工事概要の説明を受けました。





②新綱島駅(仮称)と③新横浜トンネル工事状況見学
防音ハウスの地上階には『セグメント・資材ヤード』があり、その地下にある、『新綱島駅(仮称)』へと向かいました。
※セグメントとは、
トンネルの外壁を形成する鉄筋コンクリートや鉄で作られた円弧状のブロック

△防音ハウス入口付近。巨大なセグメントが多数置かれていました。


△地下にできている、新綱島駅(仮称)となる所


△新綱島駅(仮称)から約750m掘進されたトンネルを歩いて進みました。
鶴見川の下を通り、大曽根地区の地下に入っています。
トンネル内はとてもきれいで、休工中のためか、静かでした。

▽トンネル工事の先端部の泥水式シールド堀進機


④一番大きな防音ハウス内にある泥水処理設備の見学

泥水式シールド工事では、掘削した土砂を撹拌装置で泥水流として坑外に搬送し、こちらの設備で土砂と泥水に分離、泥水は再び環流され再利用されているそうです。
作業時は、この泥水処理設備には、常に残土搬出用のトラックが出入りし、残土を搬出しているそうです。

トンネル工事は、現在、2交代の24時間体制で行われ、推進機などの操作は、インフォメーションセンター2階の中央管理室よりコンピューター管理のもと行われているそうです。

このような大規模なトンネル工事の現場を見学させていただき、その技術の高さに驚きました。
大変貴重な体験とともに、とても勉強になりました。
工事関係者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。